強い1番人気と弱い1番人気を見分けることができます
2019年の皐月賞は、
ホープフルSを制して以来のサートゥルナーリアを中心に、
アドマイヤマーズ、ダノンキングリー、ヴェロックスの3頭が迎え撃つ様相。
サートゥルナーリアが他の路線の馬との直接対戦がなかったので、
能力の比較が難しいレースでしたが、結果はサートゥルナーリアの完勝。
アタマ差と僅差ではありましたが、
サートゥルナーリアはまだ余裕がありそうな走りでしたね。
ただダービーは舞台が変わるので、さらなるデットヒートが見れるでしょう。
有力馬4頭の再戦が楽しみです。
さて今週のファイブスターは、
目を引く大きな配当がなかったので、あえて基本に立ち返りたいと思います。
それは★4~5評価と、★1~3評価の差。
同じ1番人気でも、ファイブスターで★4~5に評価された場合と、
★1~3評価だった場合では、成績が違います。
ザックリですが、勝率は5%以上違いますし、
連対率に至っては、10%近くの差があります。
この差は大きいですよね。
でも1番人気と言っても、
単勝1.3倍のガチガチの大本命馬もいれば、単勝4.3倍のちょっと怪しい馬もいます。
例えば★1~3評価の中に、
単勝4.3倍の怪しい1番人気ばかりが入っていれば、成績が悪くなるのは当然。
だから1番人気を一括りにデータを出しても、少し足りないと思います。
そこでオッズ帯別に、データを出してみましょう。
データ母数の少ない部分は、
偏りで多少の逆転現象が起きていますが、全体的に★4~5の方が優秀な成績です。
もっと比較しやすいように、まとめてみました↓
データ母数が安定している連対率か複勝率で、
横の比較をしてみてください。
明らかに★4~5が優位です。
つまり1~3番人気が★4~5評価のレースは堅い傾向で、
反対に上位人気馬に★1~3評価が多いレースは荒れることが多くなる。
という判断ができます。
これを使って上手くレースに参加するか否かを選べれば、
馬券の的中率がアップするでしょう。
ぜひ研究してみてください。
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投稿者プロフィール
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田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。
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